家計Tips
KakeiTips / 家計の見直しを順番に
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家計簿

家計簿が続かない人のための、
固定費だけ管理する方法

全部の支出を記録しようとすると、ほとんどの人は1か月で挫折します。記録する価値が高い支出は限られています。

最終更新:2026年10月26日

結論:記録するのは「毎月同じ額が出ていく支出」だけ

家計簿が続かない理由のほとんどは、記録の対象が多すぎることです。 コンビニで買った飲み物まで記録しようとすると、入力が面倒になり、数日抜けると取り戻せなくなり、やめます。

最初に把握すべきなのは、毎月自動的に引き落とされている支出です。 これは記録ではなく、一度書き出せば終わる作業です。

最初に書き出す項目(一度だけの作業)
項目確認する場所金額の目安(二人以上世帯)
家賃・住宅ローン通帳、契約書7〜12万円
スマホ(1人あたり)キャリアのマイページ2,000〜9,000円
自宅の回線明細、マイページ4,000〜6,000円
生命保険・医療保険保険証券、引き落とし1〜3万円
自動車関連(任意保険・駐車場)保険証券、契約書1〜3万円
サブスク・会費カード明細、アプリの課金履歴1,000〜8,000円
電気・ガス・水道検針票、マイページ1.5〜3万円

金額は世帯人数、地域、契約内容で大きく変わります。平均値ではなく、 ご自身の実際の引き落とし額を書き出してください。

手順

1. 銀行口座とカードの明細を12か月分見る

通帳アプリとクレジットカードの明細を、直近12か月分さかのぼります。 12か月見る理由は、年払いの支出を取りこぼさないためです。 自動車保険、NHK、各種年会費、ふるさと納税などは、月次の明細だけ見ていると存在を忘れます。

2. 毎月出ている支出に印をつける

12か月のうち10回以上出ている支出が、固定費です。 これを紙でも表計算ソフトでもよいので、金額とあわせて一覧にします。 所要時間はおよそ1〜2時間です。

3. 年額に直す

月額のまま見ていると、金額の大きさが実感しにくくなります。 月1,980円のサブスクは年23,760円です。 年額に直すと、見直す優先順位が自然に決まります。

この一覧があると何が変わるか

  • 削る順番が決まる。年額の大きいものから手をつければ、手間に対する効果が最大になります。
  • 使っていない支出が見つかる。解約したつもりのサブスク、入ったことを忘れていた保険の特約は、実際によく見つかります。
  • 毎月の記録が不要になる。固定費は金額が変わらないので、一度把握すれば翌月以降は確認だけで済みます。

変動費はどうするか

食費や日用品のような変動費は、1円単位で記録しても得られる情報が少ないわりに手間がかかります。 記録するなら、合計額だけにしてください。

具体的には、食費・日用品用の口座やカードを1つ決め、そこからだけ支払うようにします。 月末にその口座の出金合計を見れば、記録しなくても使った額がわかります。 内訳が必要になるのは、合計額が想定より大きかった月だけです。

変動費の具体的な下げ方は食費を無理なく減らすで説明しています。

家計簿アプリを使う場合の注意

銀行口座やカードを連携して自動で記録するアプリは、入力の手間を大きく減らします。 一方で、連携にはIDやパスワードに相当する情報を預けることになります。 利用する場合は、提供事業者、連携方式、保存される情報の範囲を確認してから判断してください。

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