固定費
固定費の見直し|
削る順番と、金額の目安
手続き一度で効果が続く支出から順に並べました。金額の目安と、解約・乗り換えの前に確認すべき点をまとめています。
最終更新:2026年10月26日
削減額の大きい順
| 対象 | 月額の削減目安 | 年額 | 手続きの手間 |
|---|---|---|---|
| スマホの乗り換え(2人分) | 6,000〜10,000円 | 7〜12万円 | 各1〜2時間 |
| 生命保険の見直し | 2,000〜12,000円 | 2〜15万円 | 相談含め数時間 |
| 自動車保険の乗り換え | 1,000〜4,000円 | 1〜5万円 | 1時間 |
| サブスクの整理 | 1,000〜4,000円 | 1〜5万円 | 30分 |
| 自宅回線の見直し | 1,000〜3,000円 | 1〜4万円 | 1〜2時間 |
| 電気・ガスの契約変更 | 500〜2,500円 | 0.6〜3万円 | 30分 |
現在の契約内容によって削減額は変わります。すでに格安プランを使っている場合、通信費の削減余地はほとんどありません。 金額は各社が公開している料金表をもとにした目安であり、保証ではありません。
1. 通信費
削減額がもっとも大きくなりやすい項目です。 大手キャリアの旧プランのまま、使用量に対して過大な契約になっているケースが多く見られます。
確認すること
- 直近6か月の実際のデータ使用量。マイページで確認できます。多くの人は契約している容量を使い切っていません。
- 端末代の残債。分割払いが残っている場合、乗り換えても支払いは続きます。
- 家族割・固定回線とのセット割。1人だけ抜けると、残った家族の料金が上がることがあります。世帯全体で計算してください。
- キャリアメールの利用。各種サービスの登録に使っている場合、先に変更が必要です。有料で持ち運べる場合もあります。
金額の目安
| 月のデータ量 | 大手キャリア | オンライン専用・格安 |
|---|---|---|
| 〜3GB | 4,000〜6,000円 | 900〜2,000円 |
| 〜20GB | 6,000〜8,000円 | 2,000〜3,000円 |
| 無制限 | 7,000〜9,000円 | 3,000〜4,500円 |
2. 保険
金額が大きく、かつ内容を理解しないまま契約が続いていることが多い項目です。 ただし通信費と違い、解約すると元に戻せないことがあります。慎重に進める必要があります。
考え方
保険は「不足する分を補うもの」です。まず公的保障でいくら出るかを確認し、 足りない分だけを民間保険で埋めます。
- 医療費。高額療養費制度により、自己負担には月ごとの上限があります。上限額は所得により異なります。
- 遺族の生活費。会社員・公務員なら遺族厚生年金、自営業なら遺族基礎年金があります。受給額は加入期間と家族構成で変わります。
- 働けなくなったとき。会社員・公務員には傷病手当金があります。自営業にはありません。
公的保障の具体的な金額は、日本年金機構および 加入している健康保険組合・協会けんぽの窓口で確認できます。
3. サブスク・会費
1件あたりの金額は小さいものの、件数が積み上がりやすい項目です。 カード明細とアプリストアの課金履歴の両方を見ないと、全部は見つかりません。
- クレジットカードの明細(12か月分)
- スマホのアプリ内課金・定期購読の一覧
- 通販サイトの有料会員
- ジム、習い事、各種団体の年会費
判断の基準は「直近3か月で使ったか」です。使っていなければ解約します。 年払いにしている場合、更新日の直前に解約すると無駄が出にくくなります。
4. 電気・ガス
小売の自由化により契約先を選べますが、燃料費の変動により各社の料金は変わります。 過去の比較記事の数字が現在も正しいとは限りません。
- 検針票またはマイページで、直近12か月の使用量(kWh・m³)を確認する
- 各社のシミュレーションに、その使用量を入力して比較する
- セット割、解約金、契約期間の縛りの有無を確認する
使用量が少ない世帯では、基本料金の構成によって、乗り換えるとかえって高くなることがあります。 必ずご自身の使用量で計算してください。
やらないほうがよいこと
- 一度に全部手をつける。手続きが重なると、どれかが中途半端に終わります。1か月に1〜2項目で十分です。
- 比較サイトの順位だけで決める。順位は広告出稿の状況が影響している場合があります。必ず提供元の公式サイトで条件を確認してください。
- 解約金を無視する。違約金や工事費の残債を含めて計算すると、乗り換えの効果が消えることがあります。
- 保険を先に解約する。前述のとおり、入り直せなくなる可能性があります。
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