食費
食費を無理なく減らす|
買い物の回数と予算の決め方
我慢の量を増やすのではなく、判断の回数を減らします。世帯人数別の目安と、続けられる仕組みの作り方。
最終更新:2026年10月26日
世帯人数別の食費の目安
| 世帯 | 平均的な範囲 | 抑えた場合 | 1日あたり |
|---|---|---|---|
| 単身 | 3.5〜4.5万円 | 2.5〜3万円 | 約830〜1,500円 |
| 二人世帯 | 6.5〜7.5万円 | 5〜6万円 | 約1,700〜2,500円 |
| 三人世帯 | 7.5〜8.5万円 | 6〜7万円 | 約2,000〜2,800円 |
| 四人世帯 | 8.5〜9.5万円 | 7〜8万円 | 約2,300〜3,200円 |
総務省の家計調査の水準をもとにした概算です。お子さんの年齢、共働きかどうか、 地域の物価によって適正額は変わります。平均より多いこと自体が問題とは限りません。
減らす前に、現状を1か月だけ測る
いきなり予算を決めると、ほとんどの場合うまくいきません。 現在いくら使っているかを知らないまま目標を立てると、達成できない数字になりがちだからです。
食費と日用品の支払い口座(またはカード)を1つに決め、1か月そこからだけ支払います。 月末の出金合計が、いまの実額です。記録は不要です。 詳しくは家計簿が続かない人へで説明しています。
買い物の回数を減らす
食費が増える最大の要因は、買い物の回数です。 店に入るたびに、予定していなかったものが買い物かごに入ります。 週4回買い物をする家庭が週2回に減らすだけで、支出が下がることがあります。
| 週の回数 | 月の回数 | 1回あたり予算(四人世帯の例) |
|---|---|---|
| 週4回 | 約17回 | 約5,000円 |
| 週2回 | 約9回 | 約9,000円 |
| 週1回+補充1回 | 約6回 | 約13,000円 |
1回あたりの金額は上がりますが、合計は下がることが多いのは、 「ついで買い」の機会が減るためです。
続けるための仕組み
1. 予算を現金または専用カードで分ける
1週間分の食費を封筒に入れる、あるいは食費専用のプリペイド・デビットを使います。 残高が見えることで、月末に慌てる事態を防げます。 週をまたいで残った分は、翌週に繰り越して構いません。
2. 買い物の前に冷蔵庫を撮る
スマホで冷蔵庫の中を1枚撮ってから出かけます。 同じ調味料を買う、傷ませる、という無駄が減ります。リストを作るより手間がかかりません。
3. 献立は「主菜だけ」決める
1週間分の献立を完全に決めるのは負担が大きく、たいてい続きません。 主菜だけ5つ決めて、副菜は買い置きと常備菜で回すほうが現実的です。
4. まとめ買いの対象を限定する
安いからといって何でもまとめ買いすると、使い切れずに捨てることになります。 まとめ買いが有効なのは、常温で長期保存でき、必ず使うものに限られます。
- 向いている:米、乾麺、缶詰、調味料、トイレットペーパー、洗剤
- 向いていない:生鮮食品、日持ちしない惣菜、初めて買う商品
外食とデリバリーの扱い
外食をゼロにする計画は、たいてい続きません。 回数の上限を決めるほうが現実的です。 月に何回までと決めておけば、使った分だけ減っていくのが見えます。
デリバリーは配送料とサービス料が上乗せされるため、同じ料理でも割高になります。 利用そのものを否定する必要はありませんが、月の合計額だけは把握しておくと判断しやすくなります。
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